Tagua Jewelry
Tagua Jewelry(タグア・ジュエリー)
南米エクアドルのゾウゲヤシの実で作られた
フェアトレードアクセサリー「タグア・ジュエリー」
■「タグア」とは?
アクセサリーに使われている「タグア」は、エクアドル・
コロンビア・ペルーのアマゾンの熱帯雨林で育つゾウゲ
ヤシの木の実。胚乳と呼ばれる部分です。タグアは
ドイツ人が発見し、そのクオリティからヨーロッパ中で
ニーズが高まりました。
ゾウゲヤシと呼ばれるほど象牙に似ていて硬質な材質。
ピアノの鍵盤といった楽器や、アメリカでは軍隊の制服の
ボタンとして使用されていました。第二次世界大戦後、
樹脂が登場し、タグアの需要は激減しましたが、エコ志向
になりつつある今、持続可能な素材が見直されるようにな
り、タグアのニーズも徐々に需要が高まっています。
■タグアからどのようにしてアクセサリーを作っているの?
集められた「タグア」は乾燥され、高い技術を持った工房の職人たちにより研磨・成形され、
フランスの企業により研究を重ねて作られた低アレルゲン性の染料で染め上げられています。
しっとりとした滑らかな手触り、美しいツヤはファッション・アクセサリーにぴったり。
色落ちの心配もほとんどありません。
■誰が作っているの?
当店でお取り扱いするタグア・ジュエリーは、エクアドルの首都・キトの工房で、契約している
11の家族の手によって製造されています。
企業と生産者が持続可能な開発の観点を共有、公正な取引が行われているフェアトレード商品です。
年に5回キトを訪れ、商品の取りまとめをしているフランスのスタッフと、キトで契約している職人たちは
家族ぐるみ、人間同士の付き合いを大切にしているそうです。
工房はシャワー完備で衛生面、食事などの環境もきちんと整っています。
■フェアトレードとは?
フェアトレードとは、発展途上国で作られた製品を「適正な価格」で「継続的に取引する」ことにより、
「生産者の持続的な生活向上」を支援することができる仕組み。
持続しない一方的な資金援助ではなく、公正な取引で生産者が自立できる暮らしを支えることができます。